石原一級建築士事務所
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建築士会長岡支部のセミナー(屋根雪処理方式:自然融雪性能)

2016.02.22

DSC00921冬  

石原です。久しぶりにブログを書いています。

季節は移り変わり、梅の便りや桜の映像もテレビのニュースで流れています。
でも、越後は少ないとはいえ、残雪があり、寒さも続いていますね。

今年は4つのテーマをあげて書き綴ろうと思っています。

それは、

 ①平面、立面計画
 ②構造
 ③エコ(エコロジー・エコノミー)
 ④色彩

 です。

途中、旅や自然をいれていくつもりです。

 先々週、建築士会長岡支部のセミナーで栃尾に住んで研究をしておられる、
新潟工科大学教授・深沢大輔先生のご自宅で実際の実験の模様を解説してもらい、
その後、栃尾文化センターに移動して

《北陸地方の雪の特性、降雪量、屋根のデザインの工夫、ローコスト屋根雪処理》などの
研究テーマを解説してもらいました。

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 私達、現場に携わっているものが直ぐに導入するというわけにはいきませんが
先生の実験や記録映像をみて感じることがいくつかありました。

長岡市内を見渡してもあまり注意をはらっていない建物が多いようです。
 雪下ろしのこと、本屋と下屋の関係、母屋とアルミ・カーポートの位置関係、
屋根の向き・勾配のことなど。

ここ数年小雪が続いていますが、いざ、大雪になってくると長岡地域は大混乱になってしまいます。

春になれば雪は解けてしまい、辛さを忘れてしまいがちです。 
雪庇が張り出すということも近年ない事象ですが、忘れてはならないことです。
平素、考えておくべきでしょう。

 自然融雪をもたらすファクターの元は《太陽エネルギー》です。
気温・温度・日射・風・雨 がその五大要素です。

これから家を計画している方はこのことを踏まえて方位、屋根の向き、勾配を考えた平面、立面計画が重要です。
その後時間が経過して老人になった時の除雪計画も考えておかなければなりません。

 もっと々、先生の屋根雪処理の研究が進むとよいと思うのですが、我々現場サイドの人達も協力していかなければいけないと考えています。

DSC00911冬(写真はローコスト屋根雪処理の実験の模様です)



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