じょんのびの家は、2000年後からは基礎断熱のみです。
一般的な住宅では、床下と外とつなげますが、じょんのびの家では、
床下は室内とつなげた空間としています。
床下を室内と同じ空間にすることで底冷えを防止するだけでなく、床下に湿気もたまらずカビとは無縁になります。また、断熱・気密も確保しやすくなるためメリットは多いです。
床に空気の入り口となるスリットを設け、その対面に出口のスリットを設ければ、
室内と同じ空気になります。しかし基礎の立ち上げ、および土間コンにスタイロフォームで断熱をしないと外気の影響をまともにうけて、室内に悪影響をもたらします。そのために基礎断熱が必須です。
もちろん、その時に耐久力のある防湿シートを土間コン+スタイロフォームの下に敷きこまなければなりません。(防湿コンクリートとは、それだけでは防湿になりません。シートを敷きこんで初めて防湿コンクリートと呼ばれます。)
しかし、盲目的に基礎断熱だけが正解というわけでもないと思います。
床断熱にしなければならない場合もあります。
基礎断熱で注意しなければならないことは、床下のゴミ、ホコリの問題です。床下をきれいにするという意識です。